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機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
Fender USA American Vintage '72 Telecaster Thinlineの全体調整&ノイズ処理
今回はFender USA American Vintage '72 Telecaster Thinlineの全体調整&ノイズ処理です。
   IMG_4986.jpg
アッシュ材のセミホローボディと2ハムバッカー搭載という特徴的な仕様のThinlineですね。

ナット溝は甘くてもう少し切り足した方が良い状態でした。
   IMG_4988.jpg
外形も余分な肉がありますので、溝切り後に外形を削って磨きます。

今回のフレットエッジは面取りを少し行う程度に留めます。
   IMG_4987.jpg
これはお預かり時の状態。

今回は全体調整&ノイズ処理での作業なので、ピックガードアッセンブリの配線なども全てやり直しますがひとまずお預かり時の状態はこちら。
   IMG_4989.jpg
配線も無駄に長いし、アースも甘い感じでした。
   IMG_4991.jpg
全て外して、ピックガード裏にはシールドテープをしっかりと貼り直して組んでいきます。
   IMG_4990.jpg
いつものように導電塗料を塗っていきますので、キャビティ内の塗装を除去していきます。
   IMG_4993.jpg
塗装を除去したらマスキングして目止めと導電塗料を塗布していきます。
   IMG_4994.jpg
導電塗料が乾いたらアースワイヤーを接続しつつ、組み込み準備を進めていきます。
   IMG_4995.jpg
ピックガードアッセンブリを組み直す時に部品類も一部交換しました。
   IMG_4996.jpg
元々は250KAポットが使用されていましたが、TONEは500Kにしたいとの事でお持込み。
ヴォリュームポットは残留抵抗値が大きかったので、取り外したTONEポットを洗浄してヴォリューム用に再利用しました。
コンデンサはバンブルビーの0.022uFをお持ち込みでしたが実測は0.087uFほどにズレていました。
しかし説明の上でひとまずそのまま載せるという事でご希望を伺いました。
   IMG_4997.jpg
ピックアップはThe Creameryのclassic'71のセットをお持込みいただき搭載しました。
   IMG_4998.jpg

カバーの刻印もFENDERではなくなっていますね。
サウンドもケバケバシイところが無くなって、ピッキングニュアンスも出し易い印象でした。
しっかりとポッティングされていたので、ハイゲインなサウンドで鳴らしても不要なハウリングはしにくそうです。
   IMG_5000.jpg
ブリッジサドルはオーナー様によってRaw Vintageのプレスサドルへ交換されていました。

樹脂ナットが使用されているようですが、劣化で割れている事もありませんでしたので、溝切りしてしっかり磨きあげて完成。
   IMG_5002.jpg
フレットや指板エッジも塗装を落とさない程度に磨いて面取りを行っています。
   IMG_5001.jpg
全体的にワックス掛けして完成です。
お預かり時にはバラバラだったオクターブサドル位置もしっかりと合わせて高音域のコードサウンドも綺麗に響くようになったと思います。
   IMG_4999.jpg
これからガンガン弾いて、次はフレット周りの作業で担当させていただけると嬉しいですね。



お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


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mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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