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機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
SHURE SM58-Sの改造
今回はアイデア持ち込みで、全てお任せいただいた案件です。

ダイナミックマイクの大定番であるSHUREのSM58ですが、これにキルスイッチを取り付けたい、とのご希望でした。
マイクに仕込まれたスイッチを押している間だけ音が途切れるので、連打する事で独特のエフェクトを得られるという訳です。
しかし入力信号のON/OFFはPAさんによっては嫌う事も多いので「ご希望の内容で作成はするけど、ライブハウスなどで使用の際は必ずPAさんに使用許可を貰って下さいね。スイッチを絶対に使わないならば持ち込みのSM58として使用する事は可能です」と念入りに説明させていただきました。

そんなこんなでSM58にラインナップされているON/OFFスイッチ付きを用意して改造開始。
   IMG_5351.jpg
このスイッチを素早く上下にスライドさせても動作はするのでしょうが、押しボタン式で連打した方がより効果的なのでスイッチの交換を行います。

マイクのヘッド部分を取り外しつつ、本体の中にはトランスとリードスイッチがホットボンドで固定されています。
   IMG_5352.jpg
このトランスでバランス出力に変換している訳です。
そしてリードスイッチは磁力によってカプセル内の接点がつながる構造になっていまして、トランス1次側をショートさせるかどうかでON/OFFさせるようになっていました。
   IMG_5362.jpg

リードスイッチを取り外し、このスペースに収まるように基板を切り出してタクトスイッチと配線を取り付けます。
   IMG_5360.jpg
開口スペースはスポンジできつく埋める事で埃の侵入を極力防いでいますし、内部にはホットボンドを再充填する事で振動にも強い堅牢性を再度担保しています。

元々のスイッチはドライバーでストッパーを外して向きを入れ換えて取り付ける事で常時ONモードに変更する事が出来ますが、このストッパープレートの下にタクトスイッチを仕込みました。
   IMG_5361.jpg
プレートの先端部分下にスイッチがあり、ここを押している間だけ出力が途切れます。
   IMG_5363.jpg
マイクホルダーにも当然取り付け出来ますし、いかにも改造しています感が少ない仕上がりになりましたが…
使用した持ち込みマイクを会場に忘れてくるというのが一番怖いので、シールを貼るなど何かしら目印を付けた方が良いかもしれませんね。


お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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