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機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
Nplace NT-HB001(電動ドライバー)の改造
今回はamazonで購入した電動ドライバー Nplace NT-HB001を使い易いように改造しました。
   IMG_5458.jpg


購入した商品はこちらです。
   
USB電源で充電できるし、六角軸チャックが付いていてとても便利。
トルクが弱く感じるのでネックジョイントやトレモロスプリングハンガースクリューには非力だけど、ギターやエフェクターに使うようなその他のネジ類では殆ど困る事は無いです。

ただし、使用してみて不満点がありまして。
   
この動画のように回転スイッチから手を離すと少し強すぎる逆回転ブレーキがかかるため、て折角締めたネジが緩んでしまったりするのです。
理想は手を離した位置でビタッ!と止まってほしい。

そこで逆回転ブレーキを制御しているコンデンサの容量を変更する事で調整します。
作業手順紹介的な記事になりますが、メーカー保証は受けれなくなりますし、参考にして作業をされる場合はあくまで自己責任でお願いします。
(いかなる理由の不具合であってもStudio GREAMとしては一切の責任を有しません)

まず0番の+ドライバーでこの部分のネジを外します。
   IMG_5467.jpg
次に両サイドにあるモーターを固定しているネジのうち、USBソケットが無い側にあるネジを2mmの六角レンチで外します。
   IMG_5468.jpg
そうしたらプラスチックのヘラなどを隙間に差し込んでケースを開きます。
ツメで止まっているだけなので、無理やりに開いてツメを折らないように注意。
   IMG_5469.jpg
ケースが開いたらこのような状態になりますので、スイッチ部分のゴムを外して…
   IMG_5471.jpg
ショートなどに気を付けつつ基板を慎重に取り出します。
   IMG_5472.jpg
リチウムイオンバッテリーが接続されているので、安全のためにバッテリーと基板をつないでいる部分のハンダ付けを外して作業を行います。
モーターの辺りに絶縁のための紙が貼られているので、それを剥がした所に狙いのコンデンサがあります。
写真では赤丸で囲んだ1.6mm×0.8mmの極小コンデンサが逆回転ブレーキ量を決めていて、0.047uFの容量です。
   IMG_5473.jpg
このコンデンサの容量を下げるとブレーキ量が下がりますし、仮に撤去するとブレーキ無しになりますのでスイッチから手を離しても惰力で回っていきます。
ひとまずハンダ付けを外したあとのランドに新しくハンダを盛っておきます。
   IMG_5474.jpg
私はスイッチから手を離した瞬間に止まるぐらいが好ましいのでコンデンサは0.022uFをチョイスしました。
ちなみに写真で言うと下側のコンデンサが時計回り方向、上側は反時計回り方向のブレーキ量を決めていますので…
緩める方向は惰力で回りっぱなしでも構わない場合には上側はコンデンサ撤去だけで良いです。
   IMG_5475.jpg
1608サイズのチップコンデンサがあればハンダ付けするだけなので楽なのですが、わざわざ購入するのも手間だったので手持ちにある積層セラミックコンデンサを取り付け。
リード線には絶縁のためにシリコンチューブを取り付けておきます。

ここまで無事に作業が完了したら、バッテリーの極性を間違えないように再びハンダ付けをして、絶縁の紙も忘れずに貼ってケースを元通りに組み立てていきましょう。

作業完了後はブレーキ量が適正になり、ストレスがなくなり快調です。
   

このドライバー、気に入って自分用に2本購入し、更に自分の父親にもプレゼントするぐらいです。
改造を行ったのは自分用のだけですけどね。

とにかくチップ部品が小さいサイズなのでハンダ付けは大変だと思いますが、真似される方はくれぐれも自己責任でお願い致します。



お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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