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機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
MOON JJ-4のアッセンブリ交換
今回はバーガンディミストメタリックがとても奇麗なMOON JJ-4のアッセンブリ交換です。
   IMG_5743.jpg
お預かり時は全くのノーマルなパッシブジャズベースで、これはこれで良いバランスだったのですが、EMGピックアップとプリアンプを搭載したいという事で持ち込まれました。
   IMG_5744.jpg
コントロールポットは500KAが使われており、合成抵抗によるハイ落ち対策を行った事が伺えます。
(FENDERの3ノブジャズベースでは250KAが3つの組み合わせ)
確かに高音域もはっきり出た硬質なサウンドでしたが、それをトーンで絞るのもなかなか美味しいサウンドです。
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元々のピックアップとEMGピックアップを比べてみると、EMGピックアップは高さがあって収まらなかったためピックアップキャビティを切削する事になりました。
   045.jpg
トリマーでザグリ加工を行うため、部品を一度すべて取り外します。
   IMG_5748.jpg
ピックアップキャビティには高さ調整用のスポンジが入れられていましたが、既に潰れて弾力性が無くなっていたので、組み込み時には新しいものへ交換します。
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プリアンプとEMGピックアップとどちらも電源を必要とするので、ボディバックにもテンプレートを貼ってバッテリーボックスのザグリを入れていきます。
   IMG_5745.jpg

ザグリ加工が終わったらキャビティ内に導電塗料を塗っておきます。
元々は導電塗料が塗られていないように見えますが、実は先に塗ってから塗装されておりましたのでコントロールキャビティ内もシールドされているのです。
   046.jpg

導電塗料が乾いたら組み込みを行いましていきなり完成状態はこちらです。
   047.jpg
5ホールプレートを用いて、2ヴォリューム、2BAND-EQ、アウトプットジャックという狭小スペースに収めるスリリングなワイヤリングです。
   IMG_5750.jpg
プリアンプにはトレブルとベースをそれぞれブースト/カットコントロールが出来るアギュラーのOBP-2をチョイスしました。
   IMG_5751.jpg
コネクタ式とハンダ付けが同居すると結局ハンダ付けのみの方が楽だなと思う事がありますが…
今回も上手く同居させつつ配線できたと思います。
   IMG_5754.jpg
ピックアップにはEMGのJA-Xセットをチョイス。
ヘッドルームが広くパッシブに近いサウンドレスポンスが特徴で、いわゆるアクティブ臭さが少ないピックアップだと思います。
   IMG_5753.jpg
実はフロントピックガードもEMGピックアップに対してキツキツで収まりが悪かったため、ピックガード側もキャビティに合わせて切削加工を行っています。

GOTOHのバッテリーボックスはこの位置に設置しています。
   IMG_5755.jpg
GOTOHのこの手のバッテリーボックスは配線根元で断線が起き易い構造なので、Studio GREAMでは断線しにくいように補強を行った上で組み込んでいます。

完成後は元々のサウンドとは大きく異なるキャラクターとなりましたが、プリアンプのイコライジングで様々なサウンドが超ローノイズでコントロールできるようになり、演奏場面を選ばずに使えそうなベースに仕上がりました。



お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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コメント
コメント
お世話になりました🎵
いつも通りの丁寧な仕上がり、ありがとうございました!

パッシブ時の元気なサウンドとトーン絞ったリアの音も好物だったのですが、ついつい浮気心が出て、、。😁

試し弾きでは、とても素直な音だなって感じました。👍

元々は、元気の良いバンドで使う予定でしたが、もうひとつの、しっとりしたバンドの方でも試してみたいと思います。😄
2020/03/03(火) 10:52:50 | URL | #- [ 編集 ]
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