機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
FENDER JAPAN ST68-HOの調整
今回は何とも珍しいFENDER JAPAN製ST68-HO/CHの調整です。
   ST68-HO.jpg
詳しいスペックは上記画像をご覧ください。

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アルダー材をゼブラウッドで挟んだセミホロー構造になっています。
コンター無しのバウンドボディですが、セミホローのため思いのほか軽量です。

   DSC06309.jpg DSC06310.jpg
ゼブラウッドの木目が美しいですね。

   DSC06318.jpg DSC06308.jpg
表裏共にこの厚みでゼブラウッドが貼られています。
シリアルナンバーより2006〜2008年製です。
しかし、このギターは話によると30数本ぐらいしか作られていないとか…
本当だとするとかなりレアな一本ですね。

早速分解してみました。
   DSC06316.jpg
ボディにはノイズ処理関係は一切施されていません。
   DSC06322.jpg
ピックアップにはテキサススペシャルが搭載されていますが、ボリュームやセレクターなどはやはりフェンジャパって感じですね。


今回はStudio GREAMでお馴染みの全体調整&ノイズ処理の依頼です。
サウンド的には「お任せで良い感じにしておいて。」という一番頭を悩ませる依頼内容でした(笑)



   DSC06325.jpg DSC06326.jpg
電装系はお馴染みのマッチングを取って選別したCTSポットやCRL製セレクター、Mil. Spec JACKなどを使用しました。
60年代の配線材を組み合わせて配線をしてありますが、トーン回路は腰砕けなトーンににならぬよう、Fenderで使用されている新しいトーン回路であるグレースバケットトーンサーキットを組み合わせました。

   DSC06324.jpg
テキサススペシャルってノーマルだと若干ノイズが多く感じますので、このような手順でコイルをシールドします。

   DSC06328.jpg
ボディのキャビティにはペーパーで足付けをした後に導電塗料を塗ります。
併せてこの段階でワックスがけをしておく事で最終的な細かい埃はブローで吹き飛ばす事が出来ます。

   DSC06337.jpg
ブリッジも全部ばらして、ブロックとベースプレートの接合面には平面出しをして密着度を高めます。
弦との摩擦を減らすために、サドルはペーパーで磨き上げています。

   DSC06312.jpg DSC06336.jpg
フレットエッジの処理ビフォーアフターです。
左写真がノーマルで、右が作業後。
エッジが丸くなっているので、手への感触が柔らかくなります。


完成したギターはアンプにつながっているのを忘れるぐらいのノイズレスです。
シングルコイルでやれることはやりつくした感がありますが、ノイズに頭を悩ませる方は是非Studio GREAMまでお気軽にご相談下さい!!



   DSC06340.jpg
最後にこの弦はご存知でしょうか?
これはARKAYというメーカーなのですが、メッキの質が素晴らしくなかなか錆びません。
シングルコイルのギターにはこの弦が凄くオススメなので、今回は試しに使ってもらいました。
1セット1000円程度しますが、コーティングのツルツル感も無く、かといって巻き弦のざらつき過ぎる感じも無い素晴らしい弦だと思います。
楽器屋では殆ど売られていないのが難点ですけども…


全体調整・ノイズ処理 \13000(ホローボディ)
ボリューム&トーンポットなど電装パーツ類 \7350
ARKAY弦(10-46) \1050

合計\21400でした。





お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom GUITARS & EFFECTS,Repair
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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