機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
MXR PHASE45のモディファイ
MXRのヴィンテージフェイザーを躊躇なくモディファイしちゃいました。
   DSC07080.jpg
ブロック体期の物なのでヴィンテージと言っていいかは微妙なところですが、製造から30年は経過しているのでそろそろヴィンテージ扱いされるのかな、といった感じです。

このモデルにはアダプタージャックも無いし、LEDインジケーターも無い。
そしてバイパス音がもの凄く音痩せする!!

このバイパス音の改善と併せて、DCジャックの増設なども行おう!という事で依頼主と話がまとまりました。

中を見てみると、基板を包んでいるスポンジが劣化して崩れています。
   DSC07081.jpg
スイッチ配線は昔としては一般的な、今ではハイ落ちしちゃう配線方法です。
これはスイッチの交換で対応します。

ポットを見ると、1378121と刻印されていますので、1981年のCTS製という事が判ります。
なのでこのエフェクターは81〜82年製という事が考えられますね。
(137はメーカーコード:CTS、次の二桁が製造年:81年、最後の二桁は製造週:21週なので5月頃)
   DSC07082.jpg

基板上に残っていたスポンジのカスを掃除しました。
部品はまだまだ問題無く使えそうな奇麗さです。
   DSC07083.jpg

ケースだけになったところで、DCジャックとLED用の穴あけを行い、スポンジカスも掃除しました。
   DSC07084.jpg
DCジャックの増設に伴い、逆挿し防止の保護ダイオードと電源ノイズを低減させるコンデンサも追加してあります。
バッテリースナップも華奢な形状だったので、丈夫な物に交換。

サウンドは極力変えないため、基板上は触っていません。
   DSC07085.jpg
黒い線が基板上に伸びていますが、これはLEDにつながっています。

完成した状態です。
   DSC07086.jpg
(旧社名のロゴステッカーのため、写真は修正してあります)

バイパス時の音質の変化はかなり改善されてハイ落ちが少なくなり、ストレスは減っていると思います。
LEDは定番の青ですが、揺れのスピードに合わせて点滅するようになっています。
そのために基板上からLFOの信号を取り出す必要があったのです。


今回の作業は、
トゥルーバイパス化 6000円
DCジャック増設 3000円
でした。

納期的には2〜3日で仕上がります。
古いエフェクターを持っていて、音は良いけど使いにくいという場合はこのようなモディファイを行ってみてはいかがでしょうか。
ただし、改造品になるためリセールバリューは期待できなくなる事をご了承ください。


…うちでモディファイした事が逆に価値が付くように今後より一層頑張ります。


お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom GUITARS & EFFECTS,Repair
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
関連記事
スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック