機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
DOD Mini VolumeにTUNER OUT増設
今回はDOD Mini VolumeにTUNER OUT端子を増設する作業です。
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アルミ&スチールの頑丈なケースに、ギア駆動によるロスの少ない機構を組み合わせたヴォリュームペダルです。
500Kのポットとスムーステーパーを組み合わせて、ヴォリュームを絞った時にもハイ落ちしにくく、滑らかな可変を実現しています。

このペダルにTUNER OUT端子を取り付けたい、という事でお預かりしました。
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小型ケースのため、ジャックを取り付ける場所にとても悩みました。
入るところならどこでもOKという事なら簡単なのですが…
外観も大事なので、綺麗に見えるところで内部構造にジャックが干渉しないところ、となるとかなりシビアです。
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最終的にこの位置に開口設置しましたが、プラグ先端がギアにスレスレの位置でかわしています。
10mmでも0.5mmでも、隙間がある分には当たらない訳で、しびれる位置決めと部品チョイスでした。
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ボードを小型化する上で、音質も含めてとても良いヴォリュームペダルだなと思います。
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しかし小型ケースにありがちな、足を乗せた時に少しグラつくような、重心の高さが少し気になるところでもありました。
裏側のゴム足を外して、ベルクロテープでボードに固定したら安心して踏めそうな気がしますね。



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ROLAND GP-100のオーバーホール
今回はROLANDのGP-100というラック式マルチエフェクターのオーバーホールです。
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メーカー修理も受け付けてくれなくなり、メインチップが飛んだら打つ手なしなのですが、その他の消耗部品は交換出来るのでまだまだ安心して使用出来ます。

この2つのロータリーエンコーダーが切り替わらなくなり、回しても表示が飛んだりしてストレスが溜まりますので交換する事が多いですね。
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このGP-100は以前にも内部コンデンサやバッテリーなどの交換作業をさせていただいており、今回はエンコーダーの交換となりました。
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電源部のコンデンサは交換して容量も増しています。
正負電源のレギュレーターには念のため放熱器を取り付けて、長時間の使用でも安心して動作出来るようにしました。
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本体から直出しだった電源ケーブルをパネル加工してコネクタ式に変更しつつ、ノイズフィルタ付きソケットを搭載しています。
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これは明らかに電源ノイズが減るのでオススメの加工ですね。

内部メモリーを保持するバッテリーは基板直付けの物でしたが、これも部品の入手性が悪いのでメモリー保持しつつCR2032ボタン電池が使えるソケット式に変更しています。
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今回はこのエンコーダーを交換します。
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部品スペックを調べて、同じく使えるものを部品メーカーに作ってもらっています。
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ノブの取り付け位置が純正よりもほんの僅かに飛び出すのですが特に問題ないとの事ですし、操作のクリック感もしっかりしていて好評です。

これからも多くの現場で活躍してもらえると嬉しいですね。



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DCジャック取り付け・他
今回は電池駆動のみのエフェクターにDCジャックを増設しつつ、修理も行ったという内容です。

まずはBIG MUFF "Rams Head"です。
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過去にポット、スイッチ、配線材などが交換されているように見えますね。
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電池のON/OFFスイッチは配線が取り外されていました。
しかしここで注意すべき点が!
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バッテリースナップの赤い線がINPUTジャックへ、黒い線が基板へつながっています。

これはポジティブグラウンド仕様のエフェクターだという事で、アダプタージャックは取り付け出来てもパワーサプライを使用する際には注意が必要になります。

今回はこのスライドスイッチの右下辺りにDCジャックを取り付けてほしいという希望で承りました。
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しかし最初に状態チェックのため音を聞いてみたら、どうもあの暴れるようなパワーが無い…
電解コンデンサがダメになってこのような症状が起きた例が過去にありますので、確認してみましたら案の定!
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特性も安定しているBOX型フィルムコンデンサと、出力部分の10uFはMUSE FGへ交換して補修しました。
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DCジャック取り付け穴を開口し、配線を行うと共に配線材も交換してトゥルーバイパスにしました。
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DCジャックは電源スイッチの斜め下に設置したいとの希望に従って開口しています。
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いわゆる内部では-9Vで動作する回路になっているので、各出力が独立したフルアイソレート式のパワーサプライであれば他のエフェクターと混ぜても電源供給できますが、そうでない場合はこのペダル用に9Vアダプターを用意する必要がありますが電池以外の電源選択肢が出来たのは良いことだと思います。

次にFUZZ FACE(BC109CシリコンVer.)です。
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IN&OUTジャックの間にDCジャックを設置したいという希望に則って寸法出しと開口を行います。
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内部を見てみると、ポットはひとつ交換されているようです。
また電池が中で転がるのでショートの危険性もあり、怖いなぁと感じました。
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DCジャック取り付けと併せてIN&OUTジャックも新品交換しました。
この回路は一般的なネガティブグラウンド方式なので、何の問題も無くサクッと作業完了。
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電池も内部で転がらないように固定するスポンジを貼ってみました。

DCジャックを取り付けた部分のケース肉厚があったために2台のペダルで異なる部品を使用していますが…
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DCジャックと言っても形状違いで何種類かは在庫しているので、その中で適時合う物を選ぶという感じです。

このようにエフェクターにDCジャックを取り付けたり、LEDを追加するなども可能ですのでお気軽にお問い合わせ下さいませ。


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DUNLOP DVP-3のモディファイ
今回はDUNLOPのDVP-3というヴォリュームペダルにバッファを内蔵するというモディファイです。

ペダル外観は一般的によく見る仕様ですね。
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エクスプレッションペダルとしても使えるようになっています。
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中はパッシブなので、ジャックとポットというシンプルな作り。
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このペダルはポットをギアではなく薄い金属ベルトで動かす構造になっていて、滑らかな操作感が特徴ですね。
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小型の半固定抵抗とスイッチでエクスプレッション回路のミニマムボリュームを設定出来るようになっています。
そしてかかと側にはペダルの稼働トルクを調整できる機能も備わっています。
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このヴォリュームペダルの前にVisual SoundのPure Toneというバッファをつないでいたそうで、これを内蔵出来ないか?というお問い合わせでした。
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内蔵する事も出来たのですが、これはオリジナルのままで残して回路をコピーして作りましょうか?と回路図も起こしましたが…
打ち合わせをすすめるうちに、Studio GREAMオリジナルのバッファを搭載しちゃいましょう!という話でまとまりました。
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作業途中写真がなくて恐縮なのですが、いきなり完成です。
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DCジャックをケース側面に設置しつつ、オリジナルのバッファ基板を作成しました。
オペアンプ2個を使用していまして、トランジスタ入力とFET入力のサウンドをミックスしています。
2回路のオペアンプならば大抵の物へ差し替えも出来るので、微妙な変化ではありますが好みのオペアンプに交換して使う事も可能です。
接続順は、
INPUTジャック→バッファ→ペダルポット→OUTPUTジャック
となっています。

ボード内のスペースを省略する事も出来たし、サウンドチューニングの余地もあるので、これからより活躍してもらえると嬉しいですね。



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Electro-Harmonix BIG MUFF π(Rams Head)の修理とモディファイ
今回はElectro-Harmonix BIG MUFF π(Rams Head)の修理とモディファイ作業です。
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時期によって部品定数や文字色やノブなど様々な違いがあるBIG MUFFですが、その中でも人気の高いRams Head期のものです。

音量が上がらない、との事で修理の依頼をいただきました。
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中は基本的にオリジナル部品のようですね。
トランジスタには2N5088が使用されている個体です。
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4つある電解コンデンサ(入出力デカップリングと、増幅段でダイオードと直列に入っているフィルタ)が全てNGになっていました。

1uF(=1000000pF)のコンデンサを取り外してチェックすると、コンデンサ成分は0で、2.3Vも電圧降下するダイオード的な挙動を示したり…
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大幅に容量が抜けてしまった状態だったり…
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測定出来ない破損状態だったりと、4つとも全てダメでした。
その他の抵抗やトランジスタ、ダイオードなども全て測定して、問題無しを確認しました。

今後の不具合が出にくいように、メタライズドフィルムコンデンサで置き換えました。
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出力段のコンデンサだけは容量が大きかったため電解コンデンサであるMUSE FGを使用しました。

このペダルは電池のみの電源供給ですが、電池のON/OFFスイッチが搭載されています。
(昨今のペダルはINPUTジャックにプラグを差し込むと電池がONになる機能を持たせてある事が多い)
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一般的なDC9Vのアダプターも使えるようにしたい、との事で、このスイッチを撤去してDCジャックを増設しました。
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アダプターが使えるようになると、極性間違いや電源ノイズに起因する問題対策のために、保険も兼ねてパスコンとダイオードは電源ラインに必ず入れます。
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IN/OUTジャック、バッテリースナップ、フットスイッチ交換を行い、ワイヤリングもトゥルーバイパスに変更しました。
フットスイッチの右側には基板が増設されていますが…

スイッチ交換と共にLEDも設置したのでした。
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「LEDの穴あけ位置もお任せします」と一任されたので、元々のデザインを壊さずにLEDを設置出来るように考えた結果、ここになりました。
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エフェクトONで眩しすぎないぐらいの明るさで点灯するように流す電流を制限していますので、消費電力もごく僅かです。
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サウンドも轟音というか爆音というか、厚い音の壁が飛び出してくるようなキャラクターが復活しました。
アダプターでも駆動出来るようになり、(穴あけ加工などは躊躇する事もありますが)コレクターではなくプレイヤーには嬉しい仕様になったと思います。



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