機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
DCジャック取り付け・他
今回は電池駆動のみのエフェクターにDCジャックを増設しつつ、修理も行ったという内容です。

まずはBIG MUFF "Rams Head"です。
   IMG_4658.jpg
過去にポット、スイッチ、配線材などが交換されているように見えますね。
   IMG_4659.jpg
電池のON/OFFスイッチは配線が取り外されていました。
しかしここで注意すべき点が!
   IMG_4660.jpg
バッテリースナップの赤い線がINPUTジャックへ、黒い線が基板へつながっています。

これはポジティブグラウンド仕様のエフェクターだという事で、アダプタージャックは取り付け出来てもパワーサプライを使用する際には注意が必要になります。

今回はこのスライドスイッチの右下辺りにDCジャックを取り付けてほしいという希望で承りました。
   IMG_4661.jpg
しかし最初に状態チェックのため音を聞いてみたら、どうもあの暴れるようなパワーが無い…
電解コンデンサがダメになってこのような症状が起きた例が過去にありますので、確認してみましたら案の定!
   IMG_4670.jpg
特性も安定しているBOX型フィルムコンデンサと、出力部分の10uFはMUSE FGへ交換して補修しました。
   IMG_4671.jpg

DCジャック取り付け穴を開口し、配線を行うと共に配線材も交換してトゥルーバイパスにしました。
   IMG_4672.jpg
DCジャックは電源スイッチの斜め下に設置したいとの希望に従って開口しています。
   IMG_4674.jpg
いわゆる内部では-9Vで動作する回路になっているので、各出力が独立したフルアイソレート式のパワーサプライであれば他のエフェクターと混ぜても電源供給できますが、そうでない場合はこのペダル用に9Vアダプターを用意する必要がありますが電池以外の電源選択肢が出来たのは良いことだと思います。

次にFUZZ FACE(BC109CシリコンVer.)です。
   IMG_4662.jpg
IN&OUTジャックの間にDCジャックを設置したいという希望に則って寸法出しと開口を行います。
   IMG_4667.jpg
内部を見てみると、ポットはひとつ交換されているようです。
また電池が中で転がるのでショートの危険性もあり、怖いなぁと感じました。
   IMG_4663.jpg
DCジャック取り付けと併せてIN&OUTジャックも新品交換しました。
この回路は一般的なネガティブグラウンド方式なので、何の問題も無くサクッと作業完了。
   IMG_4673.jpg
電池も内部で転がらないように固定するスポンジを貼ってみました。

DCジャックを取り付けた部分のケース肉厚があったために2台のペダルで異なる部品を使用していますが…
   IMG_4676.jpg
DCジャックと言っても形状違いで何種類かは在庫しているので、その中で適時合う物を選ぶという感じです。

このようにエフェクターにDCジャックを取り付けたり、LEDを追加するなども可能ですのでお気軽にお問い合わせ下さいませ。


お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
DUNLOP DVP-3のモディファイ
今回はDUNLOPのDVP-3というヴォリュームペダルにバッファを内蔵するというモディファイです。

ペダル外観は一般的によく見る仕様ですね。
   IMG_4619.jpg
エクスプレッションペダルとしても使えるようになっています。
   IMG_4621.jpg
中はパッシブなので、ジャックとポットというシンプルな作り。
   IMG_4622.jpg
このペダルはポットをギアではなく薄い金属ベルトで動かす構造になっていて、滑らかな操作感が特徴ですね。
   IMG_4623.jpg
小型の半固定抵抗とスイッチでエクスプレッション回路のミニマムボリュームを設定出来るようになっています。
そしてかかと側にはペダルの稼働トルクを調整できる機能も備わっています。
   IMG_4628.jpg

このヴォリュームペダルの前にVisual SoundのPure Toneというバッファをつないでいたそうで、これを内蔵出来ないか?というお問い合わせでした。
   IMG_4624.jpg
内蔵する事も出来たのですが、これはオリジナルのままで残して回路をコピーして作りましょうか?と回路図も起こしましたが…
打ち合わせをすすめるうちに、Studio GREAMオリジナルのバッファを搭載しちゃいましょう!という話でまとまりました。
   IMG_4626.jpg

作業途中写真がなくて恐縮なのですが、いきなり完成です。
   IMG_4630.jpg
DCジャックをケース側面に設置しつつ、オリジナルのバッファ基板を作成しました。
オペアンプ2個を使用していまして、トランジスタ入力とFET入力のサウンドをミックスしています。
2回路のオペアンプならば大抵の物へ差し替えも出来るので、微妙な変化ではありますが好みのオペアンプに交換して使う事も可能です。
接続順は、
INPUTジャック→バッファ→ペダルポット→OUTPUTジャック
となっています。

ボード内のスペースを省略する事も出来たし、サウンドチューニングの余地もあるので、これからより活躍してもらえると嬉しいですね。



お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
JAMES TYLER Studio Elite(Jim Burst)にミッドブースター取り付け
JAMES TYLERは過去にも何本か作業をさせていただいておりますが、その記事を見てStudio Elite(Jim Burst)にミッドブースターを取り付けたい、とご依頼いただきました。
   IMG_4649.jpg
電装系の作業だけとの事でネックもブリッジも外された状態でお送りいただきましたが、このような状態でも動作チェックは可能ですので全然問題ありません。

スペックシートを見ると、元々の出荷時にはミッドブースターが付いていたようで、ピックガードを新調しつつミッドブースターは撤去されていました。
現オーナーは入手時にはこの状態だったとの事。
しかし元々の状態に戻したいとの希望でしたがミッドブースター基板は単体では販売されていませんので困っていたそうです。

ピックガードを開けてみると確かにキャビティ内に基板を固定していた両面テープの跡も残っていますね。
   IMG_4652.jpg
この導電塗料は金属粉末が沢山入っているように見えますが、黒い炭素系導電塗料と大して変わらない残留抵抗値でした。
それでもしっかり塗ってあるかどうかではノイズに大きな差が出ます。

ピックガード裏側には…JAMES TYLERのいつもの感じ。
   IMG_4651.jpg
ハンダ付けや配線取り回しなど、とても綺麗だとは思えないのですが出音のレスポンスは良い…不思議な感覚に陥ります。

一旦部品を全て外して、ブースター用のスイッチを取り付ける穴を開け…スイッチベースを貼り付けたりと一気に組み上げ。
   IMG_4653.jpg
収縮チューブで保護された回路がJAMES TYLERのミッドブースターと同じ定数であり、よりローノイズに作ったStudio GREAM Originalの基板です。
プッシュスイッチの土台はピックガード素材である硬質塩ビ板を複数枚重ねて接着して作成。
   IMG_4654.jpg

仕上がり状態のコントロール外観はこんな状態です。
   IMG_4656.jpg
トーンを撤去してブースターに変更しています。
ブースターのノブはオリジナルに近い黒のプラスチックタイプをチョイスしました。

プッシュスイッチキャップはどうにも黒しか入手できなくて困っていますが…
これはこれでノブと紐付け出来ている感じで良いような気もしますね。
   IMG_4657.jpg
↑これはスイッチキャップが飛び出しているのでブースターONになっている状態です。

その他に、端子が酸化していたバッテリーボックスも新品に交換しつつ動作チェックを行って作業完了しました。
   IMG_4655.jpg
あとはまたネックやブリッジを取り付けて組み立てたらバリバリと弾いていただける事でしょう。



お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
GIBSON Chet Atkins CEのノイズ処理
今やエレガットというジャンルは定番になりましたが、そのパイオニアはこのGIBSON Chet Atkins CEではなかったかと思います。
完全ソリッドボディなので、ハウリングの心配はほぼありませんが、つまりはアンプにつないで弾く事が前提の構造です。
   IMG_4611.jpg
今回は特有のブーンというハムノイズが目立って気になるとの事で、ノイズ処理でお預かりさせていただきました。

このギターのピックアップは各弦下にピエゾ素子がモールドされた6アウトプットの物で、配線にはシールドがされておらず、またリプレイスも見当たらないという状態。
現行のピエゾピックアップなどを使用しようにも、コンバートするアダプターやブリッジサドルなどを作らねばならず、コスト的にも大きくなってしまうので…
今回は純正のピックアップとプリアンプを使用して出来る範囲でノイズを減らす方向に作業を行います。

キャビティ内には炭素系導電塗料が塗られていますが、ろくにグラウンドにも落ちておらず塗り直しする事にします。
   IMG_4608.jpg
トーンコントロールとヴォリュームは低音弦ショルダー部にマウントされていますが、ここのキャビティはシールドされていません。
配線はシールド線を使用されていますが、今回はこの配線から変更します。
   IMG_4609.jpg
シールド線や金属プレートを使用しているのでキャビティ内をシールドしなくても殆ど差は無いように感じますが、やれる事は全てやるのがStudio GREAMです。
この部分も塗装をしっかりと落として、導電塗料を塗っていきます。
   IMG_4610.jpg

ポット類はクリーニングしつつ、配線も5芯シールド線を作って交換、キャビティ内も導電塗料をしっかりと塗り込みました。
   IMG_4612.jpg
メインキャビティの導電塗料を削り落して新たに塗り直しています。
詰め込まれていた配線も、綺麗に取り回しが出来たと思います。
   IMG_4613.jpg
アコースティックギターは弦アースが取られていない事が多いので、時にハムノイズが目立つ事がありますので、このようなアースプレートを作成して弦をグラウンドに接続すると(弦を触っている時には)ノイズが減るように出来ます。
   IMG_4614.jpg
真鍮板を切り出して加工した後にグラウンドワイヤを接続し、キャビティに導いています。

このギターに関してはブリッジの剥がれも起きており、これを修正しないことには広がっていくのですが…
ひとまず現状のノイズ低減量をご自身の機材セットで確認した上で改めてブリッジ補修を行うか、ギターを変えるかの検討をされるという事でここまでで納品となりました。




お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
スイッチカバーがお買い得です!!
以前から人気を博し、モデルチェンジを重ねブラッシュアップしてきたオリジナルスイッチカバーですが、
現行モデルは基本デザインはStudio GREAM、発注や交渉などはPAS、製造はHATAブランドで有名な畑精密工業さんで作成してもらったアイテムです。
   switchcover_1.jpg
今や各社から同様の機能を持ったスイッチカバーが販売されていますので選択肢は広がりましたが、その加工精度や品質・美観の素晴らしさは他社製品よりも数段上を行っていると思います。


今回、この2017年12月1日から12月31日までの期間内にお支払い完了された場合に限り、この特別価格で提供とさせていただきます。

通常価格は税込み2484円でしたが、なんと!

税込み1500円!!
通販も勿論対応しております。
送料は全国一律180円のスマートレターで発送させていただきます。

少数生産だったため、このセールの早い段階で在庫が無くなってしまうカラーもあるかと思われますので、ご注文はお早めにお願い致します。
ご注文いただける場合は、Studio GREAMまたはPASまでお問い合わせ下さいませ。



お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp