新年、明けましておめでとうございます。
長引くコロナ禍により、演奏活動中止やバンドで集まって練習出来ないなど影響を受けた方々が多いと思います。
当店もそうではありますが、世界を見ても少しずつコロナを克服しつつある情勢ですので今しばらくは感染せぬように予防に努めつつ昨年よりも良い2022年にしていきましょう。
さて、例年は年賀状をお出ししているのですが誠に勝手ながら今回は見送らせていただきました。
「あれ?昨年まで届いていたのに今年は来ないな」と思われたかもしれませんが…
安心してください、誰にも届いておりません(笑)
というのもですね、皆様のご愛顧があって2022年3月25日のオープン記念日で、Studio GREAMは10周年の節目を迎えます。
3年続けるのも大変な事業が多い中で、何かあったら相談いただけるお客様の支えがあってこそ続けてこれた10年です。
それなら折角の節目だしノベルティグッズを作ってプレゼントしようと考えておりまして…
年賀状の印刷や切手代だけでも〇万円ぐらいはかかっていましたし、今回はノベルティ作成に予算を割きたいという厳しい台所事情もありまして、誠に勝手ながら年賀状を控えさせていただきました。
決して喪中とかそういう理由ではありません。
実際に身内が亡くなった時でもStudio GREAMの年賀状はお客様にお出ししていましたしね。
ノベルティに関してはまだ企画打ち合わせ段階ですのでどんな物になるかも決まっていないのですが、確定申告の手続きと並行して進めていかねばなりませんので、どうぞお楽しみにお待ちいただければ幸いです。
それでは皆様にとって2022年は昨年よりも良い年になりますよう祈念致しまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
年始の営業は1月4日(火)からとなりますので、よろしくお願い致します。
お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪
Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM
mail to → info_gream@ybb.ne.jp
長引くコロナ禍により、演奏活動中止やバンドで集まって練習出来ないなど影響を受けた方々が多いと思います。
当店もそうではありますが、世界を見ても少しずつコロナを克服しつつある情勢ですので今しばらくは感染せぬように予防に努めつつ昨年よりも良い2022年にしていきましょう。
さて、例年は年賀状をお出ししているのですが誠に勝手ながら今回は見送らせていただきました。
「あれ?昨年まで届いていたのに今年は来ないな」と思われたかもしれませんが…
安心してください、誰にも届いておりません(笑)
というのもですね、皆様のご愛顧があって2022年3月25日のオープン記念日で、Studio GREAMは10周年の節目を迎えます。
3年続けるのも大変な事業が多い中で、何かあったら相談いただけるお客様の支えがあってこそ続けてこれた10年です。
それなら折角の節目だしノベルティグッズを作ってプレゼントしようと考えておりまして…
年賀状の印刷や切手代だけでも〇万円ぐらいはかかっていましたし、今回はノベルティ作成に予算を割きたいという厳しい台所事情もありまして、誠に勝手ながら年賀状を控えさせていただきました。
決して喪中とかそういう理由ではありません。
実際に身内が亡くなった時でもStudio GREAMの年賀状はお客様にお出ししていましたしね。
ノベルティに関してはまだ企画打ち合わせ段階ですのでどんな物になるかも決まっていないのですが、確定申告の手続きと並行して進めていかねばなりませんので、どうぞお楽しみにお待ちいただければ幸いです。
それでは皆様にとって2022年は昨年よりも良い年になりますよう祈念致しまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
年始の営業は1月4日(火)からとなりますので、よろしくお願い致します。
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今回はSTEINBERGERのコピー品であるHONNER B2A HEADLESS BASSの全体調整&ノイズ処理です。

本家オリジナルはカーボンファイバーボディだったりしますが、このHONNERはメイプルネック&メイプルボディというオーソドックスな材構成ですが、ボディサイズが小さいので重量は軽めです。
オリジナルプリアンプ(ブースター)回路と、駆動用バッテリーを1つのバッテリーボックス内に収めるレイアウト。
イコライザは無く、基板上にGAIN調整用トリマーが載っているのみです。

出力信号を小型トランスに通してローインピーダンスのバランスアウトとするXLRコネクタも搭載していました。
ここにマイクケーブルをつないでミキサーなどに信号を送る事が出来ます。

この狭いキャビティにプリアンプのON/OFFスイッチ、2ヴォリューム、マスタートーン、トランスと搭載するとさすがにギチギチですが、今回はオーナー様の希望に合わせて変更を行います。

まずはノイズ処理を行うためにキャビティ内の塗装を除去します。
併せて取り付け部品の寸法に合うように穴の内径を微調整したり、ネジ穴を開けたりと細かい作業を行って…

プリアンプON時に赤色LEDが点灯するのですが、そのためにスイッチ回路が1回路取られてしまいトゥルーバイパスになっていなかったので、トグルスイッチも3回路にしてLED付きトゥルーバイパス化します。

アウトプットジャックは元々は叩き込んで取り付けされていたので、後々交換が必要になる場所だけにネジ止め式ジャックに変更します。

導電塗料を塗布乾燥したら、組み上げていきます。

コントロールはマスターヴォリューム、ピックアップバランサー、マスタートーンに変更となります。
バランサーポットにはノブを取り付けていない状態で写真を撮ってしまっていました。
小型ポットを使用しても配線本数もあって結構詰まっていますね。

時にはこのスペースでプリアンプ基板まで納める事もあるので、作業的にはまだまだ余裕がありますが。
ノイトリックのロック付きレセプタクルジャックを使用しました。
赤いレバーを押しながらでないとプラグが抜けないのですが、がっちりとした差し込み感触が気持ち良いです。

そして大変だったのはむしろこのヘッドピース周りの作業。
ダダリオのダブルボールエンド弦を使用されるのですが、弦のボールエンド付近の巻き返し部分が0フレットに乗ってしまい、弦を張るたびにローポジションの弦高が変わる状態。

またフレット高さも1フレット以降に比べて低く、解放音でビリツキが出てしまう状態でした。
そこでアルミ板を切削してネックとヘッドピースの間に挟むスペーサーを作成してみました。

装着するとこのような状態。
ワンポイントのシルバーラインが個人的には格好良い気がしますが、気になるようならば黒色に塗装するのも手ですね。

0フレットはステンレスフレットに交換して高さを微調整してビリツキを解消しました。
常に弦が当たる部分なのでステンレスにする事で摩耗の心配も減り、安心して使用できますね。

ボールエンド付近の巻き返し部分も0フレット上に乗らなくなり、安定した弦高を得られるようになりました。
ダブルボールエンド弦は弦の長さが厳密に調整されているので、スペーサーを入れた分はブリッジサドルが前方に出てくることになります。
チューニングしてあると不意に外れる事は無いですが、ブリッジ後部からボールエンドが殆ど見えるぐらいになる変化はありますね。

ブリッジサドル上にも弦の巻き返し部が乗らない絶妙なセットが出来ました。
全体的にワックスがけをして完成&納品。

パッと手に取って弾くにも、持ち出すにも取り回しが良くて重宝しそうですね。
今回は0フレット交換以外はオリジナルのフニッケルシルバーレットですが、今後摩耗が出てきたら他の所有ベースのようにステンレスフレットに交換するのも手ですね。
その時にまたご相談いただければ幸いです。
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本家オリジナルはカーボンファイバーボディだったりしますが、このHONNERはメイプルネック&メイプルボディというオーソドックスな材構成ですが、ボディサイズが小さいので重量は軽めです。
オリジナルプリアンプ(ブースター)回路と、駆動用バッテリーを1つのバッテリーボックス内に収めるレイアウト。
イコライザは無く、基板上にGAIN調整用トリマーが載っているのみです。

出力信号を小型トランスに通してローインピーダンスのバランスアウトとするXLRコネクタも搭載していました。
ここにマイクケーブルをつないでミキサーなどに信号を送る事が出来ます。

この狭いキャビティにプリアンプのON/OFFスイッチ、2ヴォリューム、マスタートーン、トランスと搭載するとさすがにギチギチですが、今回はオーナー様の希望に合わせて変更を行います。

まずはノイズ処理を行うためにキャビティ内の塗装を除去します。
併せて取り付け部品の寸法に合うように穴の内径を微調整したり、ネジ穴を開けたりと細かい作業を行って…

プリアンプON時に赤色LEDが点灯するのですが、そのためにスイッチ回路が1回路取られてしまいトゥルーバイパスになっていなかったので、トグルスイッチも3回路にしてLED付きトゥルーバイパス化します。

アウトプットジャックは元々は叩き込んで取り付けされていたので、後々交換が必要になる場所だけにネジ止め式ジャックに変更します。

導電塗料を塗布乾燥したら、組み上げていきます。

コントロールはマスターヴォリューム、ピックアップバランサー、マスタートーンに変更となります。
バランサーポットにはノブを取り付けていない状態で写真を撮ってしまっていました。
小型ポットを使用しても配線本数もあって結構詰まっていますね。

時にはこのスペースでプリアンプ基板まで納める事もあるので、作業的にはまだまだ余裕がありますが。
ノイトリックのロック付きレセプタクルジャックを使用しました。
赤いレバーを押しながらでないとプラグが抜けないのですが、がっちりとした差し込み感触が気持ち良いです。

そして大変だったのはむしろこのヘッドピース周りの作業。
ダダリオのダブルボールエンド弦を使用されるのですが、弦のボールエンド付近の巻き返し部分が0フレットに乗ってしまい、弦を張るたびにローポジションの弦高が変わる状態。

またフレット高さも1フレット以降に比べて低く、解放音でビリツキが出てしまう状態でした。
そこでアルミ板を切削してネックとヘッドピースの間に挟むスペーサーを作成してみました。

装着するとこのような状態。
ワンポイントのシルバーラインが個人的には格好良い気がしますが、気になるようならば黒色に塗装するのも手ですね。

0フレットはステンレスフレットに交換して高さを微調整してビリツキを解消しました。
常に弦が当たる部分なのでステンレスにする事で摩耗の心配も減り、安心して使用できますね。

ボールエンド付近の巻き返し部分も0フレット上に乗らなくなり、安定した弦高を得られるようになりました。
ダブルボールエンド弦は弦の長さが厳密に調整されているので、スペーサーを入れた分はブリッジサドルが前方に出てくることになります。
チューニングしてあると不意に外れる事は無いですが、ブリッジ後部からボールエンドが殆ど見えるぐらいになる変化はありますね。

ブリッジサドル上にも弦の巻き返し部が乗らない絶妙なセットが出来ました。
全体的にワックスがけをして完成&納品。

パッと手に取って弾くにも、持ち出すにも取り回しが良くて重宝しそうですね。
今回は0フレット交換以外はオリジナルのフニッケルシルバーレットですが、今後摩耗が出てきたら他の所有ベースのようにステンレスフレットに交換するのも手ですね。
その時にまたご相談いただければ幸いです。
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当ブログではこのDigiTech WhammyⅡ(黒ワーミー)の修理記事が複数ありますが、これらの記事を見てご依頼いただける事も増えてきました。
記事になっていない個体も多く、皆さま愛用されているのだなぁと感じます。
さて、そんな黒ワーミーですが、激しくノイズがでてとても弾けないという状態で持ち込まれました。

定番の不具合オンパレードでした。
レベルポットの劣化、アダプタージャックの勘合が緩い、タクトスイッチの切り替え不良、ジャックの接触不良…
プロの現場で使われるとの事で、考えられる対策は一通りやって安心して使えるようにしましょう!と提案させていただきました。
基板を取り出し、交換する部品を取り外していきます。

タクトスイッチはこの基板の裏側にあるので写真には見えませんが、取り外して交換します。
既に諸々の部品交換を行った後の状態がこちら。

ボリュームポット、ジャック類、電源部のコンデンサも交換しています。
ACアダプターの基板付けジャックのまま交換しても良かったのですが、今後の交換時にも作業がし易いようにパネル取り付け&コネクタにしました。

一番のウィークポイントであるボリュームポットはパネル取り付け式&ノブにして操作性と耐久性を向上させています。

ジャックは基板取り付け式のままですが、ジャック種類を変更しケースの干渉部分もヤスリで微調整してガッチリとした差し込みになるようにしています。

その他、だいぶくたびれていた純正アダプターでしたので、スペアとしてアダプターの用意もして現場でトラブルを回避できるように配慮し納品となりました。
これからの演奏現場で無事に活躍してくれると良いですね。
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記事になっていない個体も多く、皆さま愛用されているのだなぁと感じます。
さて、そんな黒ワーミーですが、激しくノイズがでてとても弾けないという状態で持ち込まれました。

定番の不具合オンパレードでした。
レベルポットの劣化、アダプタージャックの勘合が緩い、タクトスイッチの切り替え不良、ジャックの接触不良…
プロの現場で使われるとの事で、考えられる対策は一通りやって安心して使えるようにしましょう!と提案させていただきました。
基板を取り出し、交換する部品を取り外していきます。

タクトスイッチはこの基板の裏側にあるので写真には見えませんが、取り外して交換します。
既に諸々の部品交換を行った後の状態がこちら。

ボリュームポット、ジャック類、電源部のコンデンサも交換しています。
ACアダプターの基板付けジャックのまま交換しても良かったのですが、今後の交換時にも作業がし易いようにパネル取り付け&コネクタにしました。

一番のウィークポイントであるボリュームポットはパネル取り付け式&ノブにして操作性と耐久性を向上させています。

ジャックは基板取り付け式のままですが、ジャック種類を変更しケースの干渉部分もヤスリで微調整してガッチリとした差し込みになるようにしています。

その他、だいぶくたびれていた純正アダプターでしたので、スペアとしてアダプターの用意もして現場でトラブルを回避できるように配慮し納品となりました。
これからの演奏現場で無事に活躍してくれると良いですね。
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今回はFENDER JAPAN ST54ボディに兵庫県にあるTOP GUITARSで作られた竹ネック/メイプル指板を組み合わせたギターの改造です。

お預かりした時点でピックアップも何もないこの状態でしたので元の音は判らないのですが…
竹ネックはその音の太さや速さが驚異的で、私の今のメインギターも竹ネックのストラトなのです。
ボディ側は導電塗料も何も塗られていませんが、ネックポケット部分にトラスロッド調整用と思われる切り欠きが追加されていますね。

普段はコンパクトデジカメで撮影しているのですが、この時は使用できない状態で仕方なく私のスマホカメラで撮影したのですが、そのカメラもヒビが入って蜘蛛の巣が張ったような写真になってしまう始末。
何枚かお見苦しい写真が含まれてしまいますが、お許しください。
今回はスタンダードな3シングルからP90を2発乗せた状態に変更したいとの事でピックアップをお持ち込みいただきました。
ピックガードを交換しないとならないので、用意したピックガードは11点留めタイプのため…
8点留め用ボディではこの位置のネジを取り付ける木材がありません。

内部の塗装を削り落とし、ネジ穴位置には木材を貼り付けてネジが効くようにして、導電塗料を塗っていきます。

高さ調整範囲のため前後でザグリ深さを変えていますがピックアップキャビティもP90用にザグリも完了。

このギターはトラスロッド調整をするために、都度ネックを取り外さないとならないのですが竹ネックはネジ穴が崩れやすいため出来れば頻繁にネックを外したくない…
という事でオーナー様と話をしまして追加でトラスロッドホイールを取り付ける加工を行う事になりました。

ESPのロッドホイールとM5のトラスロッドナットを組み合わせて使用しますが、指板やボディ、場合によってはピックガードをも加工する必要があるのでなかなか大変な作業です。

導電塗料も塗布し終わり、ピックアップも載りました。
LINDY FRALINのP90ピックアップを搭載しています。

ピックガードの裏にはシールドテープを貼り、ノイズ対策。

マスターボリューム&2TONEという配線になっています。
トラスロッドホイールを取り付けてネックを組むとこのような見た目になります。

3mm程度のレンチをホイールの穴に挿し込んで回すことでネック反りの調整が出来ます。
ナットには象牙材が使用されていましたので、交換はせずに溝深さや外形などを微調整して磨きました。

フレットエッジは若干引っ掛かりを感じる状態だったので、いつもの面取り加工を行って柔らかい握り心地に仕上げています。

ピックアップカバーの色味に合わせてボリュームやセレクターノブも近い色合いで揃えてみました。

TOP GUITARSの手掛けるギターは多くがP90のレスポールジュニアのようなトーンを感じますが、今回はそれに加えてStudio GREAMのノイズレスで低い弦高やピッチの良さが同居したギターになったかと思います。
組み込みの仕方で大きくサウンドが変わるからギターって面白いですね。
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お預かりした時点でピックアップも何もないこの状態でしたので元の音は判らないのですが…
竹ネックはその音の太さや速さが驚異的で、私の今のメインギターも竹ネックのストラトなのです。
ボディ側は導電塗料も何も塗られていませんが、ネックポケット部分にトラスロッド調整用と思われる切り欠きが追加されていますね。

普段はコンパクトデジカメで撮影しているのですが、この時は使用できない状態で仕方なく私のスマホカメラで撮影したのですが、そのカメラもヒビが入って蜘蛛の巣が張ったような写真になってしまう始末。
何枚かお見苦しい写真が含まれてしまいますが、お許しください。
今回はスタンダードな3シングルからP90を2発乗せた状態に変更したいとの事でピックアップをお持ち込みいただきました。
ピックガードを交換しないとならないので、用意したピックガードは11点留めタイプのため…
8点留め用ボディではこの位置のネジを取り付ける木材がありません。

内部の塗装を削り落とし、ネジ穴位置には木材を貼り付けてネジが効くようにして、導電塗料を塗っていきます。

高さ調整範囲のため前後でザグリ深さを変えていますがピックアップキャビティもP90用にザグリも完了。

このギターはトラスロッド調整をするために、都度ネックを取り外さないとならないのですが竹ネックはネジ穴が崩れやすいため出来れば頻繁にネックを外したくない…
という事でオーナー様と話をしまして追加でトラスロッドホイールを取り付ける加工を行う事になりました。

ESPのロッドホイールとM5のトラスロッドナットを組み合わせて使用しますが、指板やボディ、場合によってはピックガードをも加工する必要があるのでなかなか大変な作業です。

導電塗料も塗布し終わり、ピックアップも載りました。
LINDY FRALINのP90ピックアップを搭載しています。

ピックガードの裏にはシールドテープを貼り、ノイズ対策。

マスターボリューム&2TONEという配線になっています。
トラスロッドホイールを取り付けてネックを組むとこのような見た目になります。

3mm程度のレンチをホイールの穴に挿し込んで回すことでネック反りの調整が出来ます。
ナットには象牙材が使用されていましたので、交換はせずに溝深さや外形などを微調整して磨きました。

フレットエッジは若干引っ掛かりを感じる状態だったので、いつもの面取り加工を行って柔らかい握り心地に仕上げています。

ピックアップカバーの色味に合わせてボリュームやセレクターノブも近い色合いで揃えてみました。

TOP GUITARSの手掛けるギターは多くがP90のレスポールジュニアのようなトーンを感じますが、今回はそれに加えてStudio GREAMのノイズレスで低い弦高やピッチの良さが同居したギターになったかと思います。
組み込みの仕方で大きくサウンドが変わるからギターって面白いですね。
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今回はMXR GT-ODの内部に設置されたスライドスイッチを外部コントロールできるようにスイッチ交換を行いました。

外観はオーソドックスな3ノブODですね。
回路を見てみると…ざっくり言うとBOSS SD-1をベースにアウトプットバッファを除去したような感じ。

この基板の上に小型のスライドスイッチが用意されていまして…

抵抗を1本追加するかどうかで低音域の出方を調整するスイッチのようです。
これでいわゆるZW-44というザック ワイルドODとGT-ODを切り替え出来るようになります。
その抵抗部分以外は全く同じなんですね…
これだけの違いで別商品としてリリースするMXR恐るべし。
そんなこんなでスライドスイッチを外し、ミニトグルスイッチに交換。

ケース表面までの高さが足りなかったので端子を延長して取り付けしています。

ケース側にも対応した位置に穴あけをして、元々と同じように基板アッセンブリで取り外せるように作業をしました。

極端にサウンドが変わる訳ではないけども、アンプをプッシュする時の微調整などで役立ちそうです。

1台でGT-ODとZW-44を切り替えできるスイッチ、知らない人も多そうな隠しスイッチでしたね。
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外観はオーソドックスな3ノブODですね。
回路を見てみると…ざっくり言うとBOSS SD-1をベースにアウトプットバッファを除去したような感じ。

この基板の上に小型のスライドスイッチが用意されていまして…

抵抗を1本追加するかどうかで低音域の出方を調整するスイッチのようです。
これでいわゆるZW-44というザック ワイルドODとGT-ODを切り替え出来るようになります。
その抵抗部分以外は全く同じなんですね…
これだけの違いで別商品としてリリースするMXR恐るべし。
そんなこんなでスライドスイッチを外し、ミニトグルスイッチに交換。

ケース表面までの高さが足りなかったので端子を延長して取り付けしています。

ケース側にも対応した位置に穴あけをして、元々と同じように基板アッセンブリで取り外せるように作業をしました。

極端にサウンドが変わる訳ではないけども、アンプをプッシュする時の微調整などで役立ちそうです。

1台でGT-ODとZW-44を切り替えできるスイッチ、知らない人も多そうな隠しスイッチでしたね。
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